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キャリア

内科医の将来とAI

[texton img=”https://med-decision.com/wp-content/uploads/2018/02/81bc32f92910914d59b6c1f054b589b6_t.jpeg” title=”AI時代と内科医”]

内科医をしていると、AIが進歩するにつれて、「将来自分の仕事が無くなっていくのでは?」と不安になる人も多いのではないでしょうか?

・病気の診断

・薬の決定

・血液検査で副作用のモニタリング

などの内科医が普段行っている業務は、AIによって代替できる可能性があります。そうすると、医師がしている業務の価値は下がり、仕事がAIに置き換わっていくのではないでしょうか。

 

そんな将来が不安なので、医師の仕事を細分化して、将来への対策を考えたいと思います。

 

AIが奪う内科医の仕事のイメージ

現時点でも、画像診断や病理診断はAIで正確にできるようになってきています。また、病歴や症状を打ち込んでいけば鑑別診断の羅列をしてくれるような技術はすでに開発されてきており、診断が難しい病気に対する鑑別診断の列挙に関しては、下手な内科医よりも、すでに上回っていると言えます。

 

そして、診断がついた後の治療に関しても、内科医の仕事はAIに代替可能な領域が多いと感じます。例えば高血圧や脂質異常症などの、ガイドラインを参照にするような一般内科の治療は、正確なデータがあれば機械で代替できてしまいます。

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例えば、血圧を測定すると記録表を作ってくれる血圧計やアプリは、今の時点で既に存在しています。それをもとに、年齢や基礎疾患を打ち込んで、推奨される降圧薬を選び、降圧薬ごとに血液検査の期間を設定(ARBは短め・・など)を行う未来は、容易に想像できます。

 

内科医の仕事が、売り上げを生む仕組み

内科医が日常的に行っている仕事を細分化してみます。

・診断結果(問診・身体所見・血液検査・画像検査)

・投薬(疾患ごとの薬・副作用モニタリング・相互作用)

・特殊な治療(内視鏡・カテーテル治療)

・説明と不安の解除

また、時系列と特殊性を考慮すると

・緊急性の解除

・入院管理

・慢性疾患の管理

に分けられます。

 

この中で、AIが代替しやすいものは、慢性疾患の管理と診断・投薬です。なぜなら、深い広い知識は、無限に知識を蓄えられるAIの持つ情報量には敵わないからです。

 

ただし、難しい病気や緊急性のある病気の診断に関しては、現状ではAIよりも人の方が優れていると思います。それは、鑑別疾患を考えて情報を集めなければ正しい診断に至りにくいからです。ただし、難しい病気は、権威ある専門家がメインで生き残ると予想されます。

 

緊急性のある疾患の診断や処置は、情報を集める前に対処する必要があるため、緊急性の高い疾患を扱う領域は、AIに代替されにくいと考えられます。忙しく時間を選ばず働き、専門手技がある医師(循環器や消化器)が生き残ると予想されます。

 

入院管理に関しては、入院しないと生活できないような疾患を扱う場合には、その場はAIだけでは代替できません(ただし管理医の数は今より少数で良いと思います)

 

まとめると